カテゴリ:ブックレビュー◇陶芸( 13 )

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去年でたばかりの本。日本で英国の陶芸を紹介するギャラリー セントアイヴスの店主が著者。
イギリスの陶芸家と作品、セントアイヴス中心にイギリスの窯元巡りのガイド、そしてバーナード・リーチの足跡と日英の交流について紹介している本です。
駒場の民藝館の展示のなかでバーナード・リーチの作品は本当によく目にするけど、民藝に加わって以降の活動にふれるものはあまり目にしたことがなく、私にとって貴重な情報がたくさん載っていました。
リーチが陶芸を始めたのは日本であることは知っていましたが、尾形乾山の工房で学んでいたというの知りませんでしたし、いまもご子息が4人も陶芸をされている陶芸ファミリーの根を広げていたことも意外な発見でした。
と思うと海外の陶芸も、ネットなどでチェックしようかと思うのですが、広がりすぎてしまいまた出そうとした手をひっこめてしまうんですよね。

ただ、陶芸の産地の美術館やギャラリーでは、海外の陶芸も紹介しているようです。また近々いってみにいこうと思ってます。









by craft-loulou | 2015-01-06 12:49 | ブックレビュー◇陶芸 | Comments(0)

【book】雑誌 トルテ

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こういう雑誌あるんですね。
ブローチの特集があったり、万古焼の急須の記事があったり、ツボな本でした。

まだ読みかけの本がたくさんありますが、あしたから仕事。ゆっくり本読んでいきます。




by craft-loulou | 2015-01-04 23:56 | ブックレビュー◇陶芸 | Comments(0)

某施設の陶芸サークルの講師のお仕事も1年無事に終えて、また新年の活動に向けて気持ちを整えていきたいと思っているところ。
年末のこと。窯出しのときに生徒さんから「いやあ、なかなか失敗ってないもんですねえ、いい仕上がりだなあ」とご満悦の感想をいただきました。
私は「今は電気窯もネットで買える釉薬も失敗しないように便利にできているんですよね。昔だったら薪に火をおこすところからもう大変だったでしょうね」というつまらない返しをしてしまってあとから後悔しています。
みなさんの腕がいいんですよ!とか、私の教え方がいいんですね、 はっはっはっ(笑)とかいえばいいのにね。でもどうしても生真面目に答えてしまうんです。

いま読んでいる本は、八木一夫著『オブジェ焼き』
『清水寺の坂道は、牛馬にとって最大の難所だっただろう。停まってはうごき、また停まり・・・』子どもころの八木はその牛に感情移入して慄いて夜もうなされるほどだったとか。この本は意外に、とってもラフなエッセイ集で、だからこそ京都の工人の目からみた、その時代の社会や生活環境が分かり、はっとすることが多かった。

ネット注文すればたいていのものはヤマトのお兄さんが玄関先まで運んでくれ、元旦でもガス欠になれば簡単にガソリンを満タンにできる、そんな時代に住んでいるからこそ、忘れてはいけないこと、無くしがちな感性 があるんだと思います。昔の時代のものを見ることも 読むことも、なお大切にしたいと思います。

この本については私の読書の神である松岡正剛のサイト『千夜千冊』にレビューがあります。





by craft-loulou | 2015-01-03 06:18 | ブックレビュー◇陶芸 | Comments(0)

淡交社からでている『工芸の見かた・感じかた』の著者は面白いことに、近美の工芸課。
近美の工芸館には近美の〝ついでに〟何度かいっているけど、あまり時間をかけずに出てきてしまう。見所がよくわからないからだと思う。
この本で、見かただけでなく感じかたまで提案しているのを知り、あっ!面白いと思った。

本の冒頭で、工芸という言葉、ジャンルについて整理しています。
1.伝統的工芸品、産業工芸
2.機械工業、インダストリアルデザインなど
3.作家の個性を表現する工芸
近美の工芸館で扱っているのは3です。名もない陶工の作った茶碗などはおいていません。

私の勝手なイメージだけど東京の美大で学ぶとすると2の方向が強いような気がするし、でも美大でデザインを専攻していたとしても、サークルなどで陶芸のせいさくに力を入れて3の道を進むこともあると思う。
四日市の地元では、地場産業が若手を育成しているのを見学させてもらったけど、1を目指すか3を目指すかで学びながら誰もが揺れ動くだろうと思った。

武蔵美の工芸の授業で、六本木のインテリアショップ→伝統工芸品のアンテナショップ→近美工芸館と順番にまわり、はい、レポートを書いて!という授業があったけれど、それが今思えば、この本の定義する工芸の三要素ということになる。その時はそれが捉えられずぼんやりとしたレポートを書いたと思う。また学生から学びなおしたいものだと、最近つくづく思います。







by craft-loulou | 2014-12-30 14:24 | ブックレビュー◇陶芸 | Comments(0)

『永仁の壺』 村松友視著  


by craft-loulou | 2014-12-29 22:41 | ブックレビュー◇陶芸 | Comments(0)

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『美術手帖』で陶芸を扱うのは、相当珍しいようで、まあ、私も美術手帖をかうのは珍しいのですが。。。

四国の山村で作陶する作家の写真などのってます。半農半陶などとかいてある。
伝統陶芸、オブジェ陶芸といった歴史を辿り、いまは生活陶芸でしょだと。

おなじ雑誌をみていた知人と、いま住んでいるこの場所がずっと制作を続けていく場所とは違うのかな〜などと話した記憶があります。陶芸の産地や土や森が身近なところが恋しいねと。
小さな畑と自分専用のアトリエがあって、自分も猫も建物と外を自由に出入りしている。そんなところに住めたらいいですね。

涼しくなったらとりあえず、いつでもドローイングしたり、粘土板をおけるように自分の部屋を模様替えしようと思います。かつてはITライターの仕事のため自分のパソコンを4台も保有していた私ですが、そろそろ部屋からパソコンを撤去する決心をしよう。







by craft-loulou | 2014-08-19 08:47 | ブックレビュー◇陶芸 | Comments(0)

川喜田半泥子の作品を生涯とともに紹介した本。実は私にとってとても身近な存在でしたが、知る機会がなかったのは、半泥子が京都にでることも、魯山人のように東京にでることもなく、ずっと晩年も三重で作陶をしてたからでしょうか。
三重県の豪商の出身で、地元の銀行の頭取などもしていた実業家だったんですね。百五銀行、実家の近くにたくさんあります。

表紙に、ビジネスマンのネクタイ姿で轆轤をひいている姿がうつっています。光悦や尾形乾山をしのび、書をたしなみ、職人を雇い、従業員らから登り窯を送られ、そういう形の陶芸があるのですね。ご存命の方でというと、細川さんぐらいしか思い出さないけど。
陶芸というもののもつイメージは、果てし無く広いのだなと改めて感じました。


by craft-loulou | 2014-08-08 08:19 | ブックレビュー◇陶芸 | Comments(0)

手元にある、暮らしの手帖 2012年6-7月号には、金継のことが特集記事として掲載されています。
美しい写真とともに、コンパクトによくまとまっています。

これを見ると、扱いにくく高価な「本物の漆」の代りに、釣り具の補修などに利用する「新うるし」を使う方法の、特徴やその意義がよく理解できます。

この記事の指導されている黒田ゆきこさんのブログをみると、器の素材をよく見つめられていて感心します。古くて愛され続けている器が、たくさんこの方のところに届けられる、そんな様子もブログ上でたどることができて、人間と陶磁器の関係になんだかハッとしてしまいます。

黒田ゆきこさんの最新のページよりも、少し前のサイトのほうが、
こちらのサイトです。http://kurodayukiko.jugem.jp/
一つ一つの器への気づきなどがアップされていて、おもしろいです。
by craft-loulou | 2014-08-02 08:49 | ブックレビュー◇陶芸 | Comments(0)

Amazonで一巻は0円で読めます。電子書籍ですけどね。なかなか勉強になり興味深いです。舞台は萩で、一度いってみたい街です。
by craft-loulou | 2014-07-30 23:47 | ブックレビュー◇陶芸 | Comments(0)

【book】柳宗悦の世界

別冊太陽『柳宗悦の世界』を再読。

いま、博物館類似施設的?なところで、仕事をしてるのですが、いろんな観客をみていると、本当にいろいろ考えさせられます。

子供の視点、母親の視点、父親の視点、祖父母の視点、ママ友同士の視点、こども同士の視点。そして運営スタッフの視点、親会社の視点。
そして、公開している学習プログラムを自分もどうみるかの視点。これらはすべて自分の頭へのよいエクササイズです。

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民藝運動の中心人物であった柳宗悦は、いろんな視点で、もの作りを捉えて考えた人。自分の足をつかい、あらゆるものに触れ、人にも会い、風土にもめぐりあい、価値があるもの、美しいものを探しつづけた。

本をながめながら、
本を読んでるだけではダメなんだと、改めて矛盾に気がつかされます、ははは笑。
by craft-loulou | 2014-07-29 09:32 | ブックレビュー◇陶芸 | Comments(0)